前撮りは雨でも素敵に撮影できる!メリット・デメリットやおすすめのカット3選を紹介

「前撮りでロケーション撮影を考えているけれど、当日雨だったらどうしよう」
「当日雨予報で落ち込んでいる…」
「延期はできないから雨でも後悔しないように対策したい」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
前撮りの日が雨予報だと、いい写真が撮れるのか不安ですよね。しかし雨の撮影は、デメリットばかりではありません。雨を活かして、特別な写真を残すことは十分可能です。
本記事では、以下の内容について解説します。
・前撮り当日が雨だった際の対処法
・メリット・デメリット
・雨の日におすすめのポーズ・カット
・当日が雨だった場合に備えて確認すべきこと
前撮りが雨予報で不安な方、万が一に備えた対策を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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前撮り当日が雨だった際の対処法5選

前撮りが雨だった際は、以下の5つの対処法を検討しましょう。
1.スタジオや室内での撮影に変更する
2.撮影時間を変更する
3.撮影日を延期する
4.撮影をキャンセルする
5.予定通り撮影する
状況に合わせて最善の選択を取れるよう、ぜひ参考にしてみてください。
1. スタジオや室内での撮影に変更する
雨天時の影響を受けるのは、主に外で行うロケーション撮影です。そのためスタジオを併設している業者やロケ地に室内で撮影できる場所があれば、変更できないかを打診してみるのがおすすめです。
室内であれば、衣装の汚れやヘアスタイルの崩れを気にせずに撮影でき、雨でも満足度の高い写真を残せます。
最近はロケーションさながらのセットを用意しているスタジオも多いため、万が一に備えてスタジオの様子もチェックしておくと安心です。ただし先約が入っている場合は、変更できない可能性があります。
2. 撮影時間を変更する
午前中は雨でも午後は晴れる予報であれば、撮影時間の変更も視野に入れましょう。またゲリラ雷雨などの一時的な雨予報なら、止んだタイミングで撮影できる可能性もあります。
ロケ地の使用時間やカメラマンなどのスケジュールに余裕がある場合は、撮影時間の変更に対応してもらえる可能性は高いです。
時間をずらせば雨が止む可能性があるなら、一度カメラマンやスタジオスタッフに交渉してみてください。
3. 撮影日を延期する
1日中雨予報の場合は、思い切って撮影日を延期するのも1つの手段です。「絶対に晴れの日に撮影したい!」という希望がある場合は、日程変更したほうが満足度の高い写真を残せるでしょう。
雨天時の撮影延期であれば、追加料金がかからないスタジオもあります。
ただし衣装をレンタルしている場合は、変更後の日程で先約があると着られないケースがあるので、事前に確認しておくことが大切です。
4. 撮影をキャンセルする
リゾート地での撮影を予定していたなど、滞在時間が短く延期が難しい場合は、やむを得ず撮影をキャンセルしなければなりません。
この場合は、キャンセル料がかかる可能性があります。キャンセル料の有無や金額はスタジオによって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
「キャンセル料が高い」「せっかく来たのだから前撮りをしたい」という場合は、予定通りの撮影を検討しましょう。
雨だと落ち込む方も多いですが、実は雨天時だからこそ撮影できる魅力的な写真はたくさんあります。
詳しくは「雨の日の前撮りだからこそできるポーズ・カット3選」をぜひお読みください。
5. 予定通り撮影する
日程変更が難しかったり小雨だったりなどの場合は、撮影を決行するのも1つの選択肢です。小雨なら写真でも目立たず、さほど気にならない可能性があります。
また、雨の日の前撮りには、メリットもたくさんあります。人が映り込みにくく幻想的な雰囲気で撮影できるため、特別感のある写真が残せるでしょう。
数年後に前撮り写真を見返して「雨だったけれど楽しかったね」と思い出話にできる可能性もあります。
また雨の撮影が得意なスタジオやカメラマンも存在するため、打合せ時に聞いておくのもおすすめです。
雨の日に前撮りをするメリット3選

雨の日に前撮りをするメリットは、以下の3つです。
1.幻想的な写真を撮れる
2.背景に人が写りにくい
3.顔映りが良くなりやすい
メリットを知れば「雨の日もいいかも!」と感じられ、楽しみながら撮影できるでしょう。
1. 幻想的な写真を撮れる
雨の日は雨粒や霧を活かし、幻想的な写真を撮れます。特に夜に撮影すれば、雨粒に光が反射してキラキラと輝き、まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな雰囲気に。
前撮りは晴れの日が良いイメージがありますが、雨粒や霧を活かした写真は、雨の日しか撮影できません。「絶対に雨の日に撮影したい!」という方はあまりいないため、雨天時ならではの写真はレアといえます。
結婚式のウェルカムボードなどに使用する際も、友人などと被りにくいでしょう。
2. 背景に人が写りにくい
雨の日は通行人が少ない傾向にあるため、背景に人が写りにくいです。晴れでも基本的に人が入らないように撮影してくれますが、貸し切りができない場所などはやむを得ない場合があります。
たとえば東京駅丸の内駅舎は、貸し切りができず通行人も多いため、人が映り込んでしまう可能性が高いです。ただし雨天時は、通行人の少なさが期待できます。
人が写らなければ、より二人だけの世界観を作りやすいでしょう。
3. 顔映りが良くなりやすい
雨の日は太陽がないため、眩しい顔になったり逆光になったりしません。そのため表情づくりに集中できます。
目やフェイスラインなどは撮影後に修正できますが、表情は基本的に加工できません。せっかくの写真なのに顔映りが悪いと、残念な気持ちになるでしょう。
例えば空を見上げるポーズなど、太陽があると撮影しづらいポーズでも安心です。
雨の日に前撮りをする3つのデメリット

雨の日の前撮り撮影は魅力も多いですが、デメリットも存在します。
1.ヘアスタイルが崩れやすい
2.衣装を変更する可能性がある
3.気温が低く体調を崩しやすい
デメリットも理解して、撮影当日が雨でも落ち着いて対応できるようにしておきましょう。
1. ヘアスタイルが崩れやすい
雨の日は湿気が高く、ヘアスタイルが崩れやすいです。特にダウンスタイルは要注意。せっかく髪を巻いてもカールが取れてしまったり、ストレートにしてもうねってしまったりする可能性が高いです。
また風が強いと髪が乱れやすくなるため、いい写真が撮れても髪の毛で台無し…という場合もあります。ヘアメイク担当者が帯同していればカットごとに整えてもらえますが、いない場合は手鏡などでこまめにチェックしましょう。
また雨の日はシニヨンや前髪を上げるなど、崩れにくいヘアスタイルに変更するのもおすすめです。
2. 衣装を変更する可能性がある
白無垢やトレーンの長いウェディングドレスなどは汚れる可能性が高いため、雨の日は着用できないケースがあります。撮影時に雨が止んでいても、地面のコンディションによっては着用が難しいでしょう。雨の日は希望の衣装が着れず、変更を余儀なくされる可能性があります。
どうしても衣装の変更をしたくないのであれば、撮影日を延期するのが無難です。しかしレンタル衣装で先約がある場合は、日程を変更しても着れないため、確認しておきましょう。
3. 気温が低く体調を崩しやすい
雨の日は気温が下がる傾向があるため、体調を崩しやすいです。特にオフショルダーやビスチェタイプなど、肩が開いているデザインのウェディングドレスは、季節によってはかなり寒く感じるでしょう。
寒さで顔がこわばり、思うような表情を作れない可能性もあります。また撮影は乗り越えても、後日体調を崩して日常生活に影響を及ぼすかもしれません。
雨天時の撮影の際は、待ち時間用に上着を持っていったり、カイロを使ったりなど防寒対策をするようにしましょう。
雨の日の前撮りだからこそできるポーズ・カット3選

雨の日だからこそできるおすすめのポーズやカットを、3つ紹介します。
1. 雨粒や水たまりを活かす
2.傘を小物として使う
3.雨上がりの虹を狙う
ぜひ当日の参考にしてみてください。
1. 雨粒や水たまりを活かす
雨粒や水たまりを活かすと、幻想的な写真が残せます。日中でも素敵な写真を撮れますが、おすすめは夜の撮影です。
街灯や建物のライトアップが雨粒に反射してキラキラと輝き、まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな一枚を残せます。
また水たまりは、おふたりの姿を反射させて撮るとおしゃれです。あえてはっきりと映さないため、多少ヘアスタイルが崩れていても気にならないでしょう。
2. 傘を小物として使う
和装の定番小物である傘ですが、雨の日は洋装でも違和感なく使用できます。たださすのも良いですが、せっかくなら一工夫してみるのはいかがでしょうか。
たとえば相合い傘や、ビニール傘に「LOVE」などのメッセージを書いて撮影するなど、親密な写真を撮るのもおすすめです。
傘を上手く使用して、お二人だけのオリジナリティのある写真を撮影すると、より思い出に残るでしょう。
3. 雨上がりの虹を狙う
雨が上がれば虹が出る可能性があり、運が良ければ一緒に撮影できます。雨が上がっても、必ず虹がでるわけではありません。さまざまな天候条件が重なって初めて出現します。
スピリチュアル的にも、虹は「幸運の兆し」といわれており、一緒に撮影できればこれからの結婚生活をきっと幸せに過ごせるでしょう。
虹は数分で消えてしまう場合もあるため、現れたらシャッターチャンスを逃さないように撮影してみてください。
前撮り当日が雨だった場合に備えて確認すべき4つのこと

前撮り当日が雨だった場合に備えて、以下の4つを確認しておきましょう。
1.撮影延期の判断基準
2.室内撮影への変更の可否
3.延期の際の衣装
4.キャンセル料や追加料金
事前に確認しておけば、万が一当日が雨でも落ち着いて判断できます。1つずつ解説しますので、ぜひ覚えておいてください。
1.撮影延期の判断基準
雨天時の対応は、スタジオやプランによって異なります。当日が雨だった場合、どのタイミングで延期になるのかなどの判断条件を前もって確認しておきましょう。
判断基準やタイミングが事前にわかっていれば、ある程度自分たちでも予想ができるため、次の対応を取りやすいです。
また延期の連絡はもらえるのか、スタジオが延期の決断をしても自分たちが決行を希望する場合は受け入れてもらえるのかなども、併せて確認しておく必要があります。
2.室内撮影への変更の可否
万が一雨でロケーション撮影が難しい場合は、室内撮影への変更ができるのかを確認しておきましょう。
室内であれば、雨風を気にせずに撮影ができます。最近はチャペルや桜の木など、まるで本物のようなセットを用意しているスタジオもあり、室内でもロケーションさながらの写真撮影が可能です。
ロケーション撮影からスタジオ撮影に変更する場合は、追加料金の発生有無もチェックしておくと安心です。具体的な金額まで確認しておくと、予算の組み直しなどもしやすいでしょう。
3.延期の際の衣装
延期の場合、日程によっては衣装レンタルの予約が埋まっている可能性があります。衣装は基本的に一点物のため、先約が入っていると同じもののレンタルはできません。
延期しても同じ衣装をレンタルできるのか、予約が入っている場合は変更しなければならないのかは、事前に確認しておきましょう。
また同じ衣装がレンタルできなかったケースを想定し、ドレスや着物の試着時に第2希望、第3希望まで決めておくのがおすすめです。万が一希望のドレスが着れなかった場合でも、慌てずに対応ができます。
4.キャンセル料や追加料金
スタジオやプランによっては、キャンセル料や日程変更による追加料金が発生する可能性があります。発生の有無やタイミングはスタジオごとに決められていますので、万が一に備えて契約時に確認しておくと安心です。
なおスタジオフォトパークでは、撮影当日に雨が降ってしまった場合は「雨天補償」が利用できます。詳細はぜひお気軽にお問い合わせください。
雨を味方につけて満足度の高い前撮り写真を残そう!

前撮り当日が雨予報で落ち込んでいる方もいるでしょう。しかし雨の撮影は、悪いことばかりではありません。雨粒を活かした幻想的な写真や、傘を使ってオリジナリティ溢れる写真を撮影できます。
ただし衣装の変更や追加料金が発生する可能性があるため、万が一に備えて事前に雨の日の対応を確認しておくと安心です。
スタジオフォトパークはスタジオ撮影、ロケーション撮影の両方に対応しており、雨でも柔軟に対応ができます。雨天時は「雨天補償」が利用できるため、気になる方はぜひお問い合わせください。