結婚式の前撮りにかかる費用相場は15万〜20万!具体的な項目や6つの節約ポイントを解説

「前撮りの費用はいくらかかるの?」
「費用にはどんな項目が含まれているのか知りたい」
「節約しつつも理想の写真を残したい」
このようにお考えではないでしょうか?
ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、結婚式とは別でスタジオ・ロケーション撮影を行ったカップル(首都圏在住)は、69.6%と非常に多いです。
結婚式ほどお金はかからないものの、数十万円近い出費になるため、なるべく費用を抑えたいですよね。
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
・前撮りの費用相場
・前撮り費用に含まれている項目
・前撮りの費用を抑えるポイント
・前撮りの費用を抑えたくても妥協すべきではないポイント
少しでもお得に前撮りをしたい方は、ぜひ最後までお読みください。
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前撮りにかかる費用は15万〜20万

ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、前撮りを実施したカップル全体の19.4%が、15万〜20万ほど費用がかかったと回答しています。(首都圏の場合)
前撮りは結婚式を挙げる前提で行うため、結婚式の費用+αで予算を考える必要があります。平均費用を参考にしつつ、結婚式と合わせて予算内に収まるかどうかなどを検討しましょう。
前撮りの費用に含まれている項目

前撮りの費用に含まれている主な項目は、以下の7つです。
1.撮影費
2.レタッチ代
3.データ・アルバム
4.衣装
5.ヘアメイク
6.スタッフの交通費
7.撮影場所の使用料金
1つずつ解説します。
1. 撮影費
撮影費は、カメラマンに撮影してもらうためにかかるお金です。
明確に何時間でいくらと決められているケースは少ないですが、予定撮影時間を延長すると追加料金が発生する可能性があります。スタジオによっては土日祝日や、春・秋など人気のシーズンは費用を高めに設定している場合もあるでしょう。
またカメラマンが複数人在籍しているスタジオでは、レベルごとに料金が設定されているケースも存在します。希望のカメラマンがいる場合は、事前に料金を確認しておくのがおすすめです。
2. レタッチ代
レタッチ代は、撮影したデータの補正を行うための費用です。写真のコントラストや明るさの補正だけでなく、スタジオによっては追加料金無しで顔の輪郭や二の腕などのパーツもレタッチできます。
特にロケーション撮影の場合、天候の影響で暗くなってしまったり逆光になってしまったりする可能性が高いです。しかしレタッチをしてもらえば、ちょうど良い明るさに仕上げてもらえます。
また写真は一生の思い出に残るものなので、顔や体で気になる部分は違和感のない程度にレタッチしてもらったほうが、満足度が高いでしょう。
レタッチは、写真の完成度を上げるために必要な費用といえます。
3. データ・アルバム
写真は後で見返すために撮るものなので、データやアルバムは欠かせません。特にデータは結婚式のウェルカムボードやプロフィールムービーなどに使用できるため、できるだけたくさんほしい方も多いでしょう。
スタジオやプランによって、データ数は異なります。プランによっては追加料金無しで全データをくれるプランもあるため、自分たちの要望を叶えてくれるものを選ぶのがポイントです。
アルバムは、スナップアルバムや台紙などによって料金が変わります。プラン内に含まれておらず、追加料金が必要な場合もあるため、事前に確認すると安心です。
4. 衣装
衣装は和装か洋装、着数によって金額が大きく変わります。一般的には和装よりも洋装、着数が少ないほうが費用を抑えられます。
また衣装は、追加料金がかかりやすい項目です。スタジオや提携のドレスショップでレンタルする場合、プラン内で選べる衣装が決められているからです。
しかしプラン内だと衣装数やバリエーションが少ないケースが多く、気に入ったドレスがない人もいます。
選択肢を増やしたい場合はオプション料金を支払う必要がありますが、衣装はこだわりたい方が多く、必然的に費用が上がる傾向にあります。
衣装にこだわりがある方は、最初から予算よりも3万円〜5万円多く見積もっておくと良いでしょう。
5. ヘアメイク
当日プロにヘアメイクをしてもらうための費用です。自分でメイクをする方法もありますが、写真撮影用のメイクは映えるように普段よりも濃くするのが一般的です。
いつもどおりのメイクだと、データやアルバムを見たときに思ったより顔が盛れておらず、後悔する可能性があります。そのため節約せずにプロに依頼するのが無難です。
基本的にプラン内で収まる場合が多いですが、衣装ごとにヘアメイクを変えたい場合は別途料金がかかる可能性があります。
6. スタッフの交通費
ロケーション撮影の場合は、新郎新婦がカメラマンやヘアメイクなどスタッフの交通費を負担するケースがあります。もちろん自分たちの交通費も必要です。
最初から交通費がプラン内に含まれているスタジオもありますが、別途必要な場合は総額にプラスして考えなければなりません。
少しでも費用を抑えるなら、スタジオ撮影がおすすめです。スタジオ撮影なら移動がないため、新郎新婦の交通費のみで済みます。
7. 撮影場所の使用料金
ロケーション撮影の場合は、撮影場所の使用料や貸切料などが上乗せされます。庭園や公園などの公共施設で撮影する場合は、入園料も必要です。
例えばスタジオフォトパークでも人気の撮影地である小石川後楽園は、撮影日の1週間前までにサービスセンターへの申請をしなければなりません。また、場所や占用スペースの大きさによって、1時間100円~19,200円の利用料金が発生します。
申請はスタジオが代行してくれる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
前撮りの費用を抑える6つのポイント

前撮りの費用を抑えるポイントは、以下の6つです。
1.平日に撮影する
2.スタジオ撮影のみにする
3.洋装のみにする
4.アクセサリーや小物は持ち込みにする
5.アルバムは自分たちで作成する
6.キャンペーンを利用する
費用を抑えるポイントを知って、節約しつつも満足度の高い前撮りを行いましょう。
1. 平日に撮影する
土日は料金が高く設定されているケースが多いため、有給などを取得してできるだけ平日に撮影するのがおすすめです。特にロケーション撮影は平日のほうが周辺の人が少ないため、落ち着いて写真が撮れます。
また撮影する季節によっても料金が変動する可能性があります。一般的に桜や紅葉シーズンである3月〜4月、10月〜11月は料金が高くなりがちです。一方梅雨や8月、12月〜2月などは、料金が安い傾向にあります。
平日×オフシーズンが、最も費用を抑えられるでしょう。
2. スタジオ撮影のみにする
ロケーション撮影よりもスタジオ撮影のほうが、費用を抑えられる傾向にあります。スタッフの交通費や撮影地の使用料などがかからないからです。
最近は、スタジオでも本格的なセットを用意しているところもあり、室内にいながらロケーション撮影に行ったかのような写真を残せます。
またスタジオは室内なので、天候に左右されない点もメリットです。
3. 洋装のみにする
一般的に着物よりもドレスのほうが、料金が低いです。着物は着付けに時間がかかるため、スタッフの作業量を考慮して高めに設定されています。
また衣装の点数が多いほど、費用は膨れ上がります。フォトウェディングは結婚式を挙げないため、複数の衣装を着たい方が多いです。一方前撮りの場合は結婚式でも衣装を着るため、1着でも問題はないでしょう。洋装×1着が、最も費用を抑えられる方法です。
4. アクセサリーや小物は持ち込みにする
持ち込みOKのスタジオなら、アクセサリーや小物はハンドメイドやフリマアプリなどで購入しましょう。スタジオでもアクセサリーや小物は用意していますが、レンタル料がかかる場合があります。
また撮影用の小物も持ち込むと、費用を節約できます。扇子やガーランドは100円ショップの材料で手作りでき、時間もかかりません。
フォトウェディングにおすすめの小物については、「フォトウェディングにおすすめな持ち込み小物23選!選び方のポイントや注意点も解説」という記事で詳しく解説しています。そちらもあわせてご覧ください。
5. アルバムは自分たちで作成する
プラン外でアルバムを購入すると5万円〜10万円ほどかかるため、費用を抑えたいなら自分たちで作成するのがおすすめです。
しかしプロに比べると、どうしてもクオリティが下がります。また制作時間や手間を考慮しても、あまりおすすめではありません。
前撮りは一生に一度です。何十年先まで見返したり、両親や親戚などに見てもらうことを考えたりすると、プロに依頼したほうが結果的に満足度は高くなるでしょう。
6. キャンペーンを利用する
スタジオによっては期間限定のキャンペーンやモニターなどを利用すれば、通常よりもお得な料金で撮影できる可能性があります。
ただし枚数が限られる、スタジオの公式ホームページに掲載されるなどの条件が定められているケースも存在します。キャンペーンを利用する場合は、事前にスタジオに問い合わせると安心です。
フォトウェディング専門のスタジオ「スタジオフォトパーク」では、2024年2月現在、4つのキャンペーンを行っています。通常よりもお得な価格での撮影が可能ですので、興味をお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
前撮りの費用を抑えたくても妥協すべきではない2つのポイント

費用を抑える方法をお伝えしましたが、以下の2点は妥協すべきではありません。
1.撮影データ数
2.撮影場所
それぞれ理由を解説します。
1. 撮影データ数
撮影データ数に制限があるプランを選ぶと、納得のいかない写真ばかりで後悔するリスクがあります。プロのカメラマンでも、撮影環境や条件によって写真のクオリティに差が出る可能性があるからです。
また写真選定のときは自分たちが良いと思ったカットを選んだつもりでも、後日見返してみるとしっくり来なかったというケースも。
全データをもらえるプランであれば、自分たちの納得行く写真を残せるでしょう。またデータ数が多ければ、結婚式のウェルカムボードやプロフィールムービーなどにも使えます。
2. 撮影場所
一般的には、ロケーションよりもスタジオ撮影のほうが安いです。ただしどうしても撮影したいロケーションがあるなら、妥協しないようにしましょう。
スタジオは背景やセットのバリエーションに限りがあるため、他の新郎新婦と似たような写真になりがちです。一方ロケーションは撮影地が同じでも、アングルやポーズ次第で違った雰囲気の写真が撮れます。
初デートやプロポーズの場所などで撮影すれば、おふたりらしさも出せるでしょう。
前撮りは費用を上手に抑えておふたりらしい写真を撮影しよう

2023年の前撮り平均費用は15万〜20万で、2022年よりも増加傾向にあります。前撮りは一生に一度の機会なので、データ数や撮影地にはこだわったほうが良いでしょう。
本記事で紹介したポイントを押さえれば、こだわりつつも費用を抑えられるため、ぜひ参考にしてみてください。
スタジオフォトパークでは、39,800円から撮影を承っています。撮影セットや衣装を豊富に揃えておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。