和装×チャペル結婚式の魅力とは?費用・準備・演出のポイント!

近年、伝統的な和の美しさと神聖なチャペルの空間を組み合わせた「和装×チャペル結婚式」が、多くのカップルの注目を集めています。純白のチャペルを背景に、凛とした和装姿で誓いを立てる瞬間は、まさに日本の伝統と西洋の様式が見事に調和した、唯一無二のウェディングスタイルといえるでしょう。和装×チャペル結婚式には、以下のような魅力があります。
・伝統的な和装の品格とチャペルの荘厳さが融合した、独特の雰囲気を演出できる
・白無垢や色打掛など、和装ならではの多彩な衣装コーディネートを楽しめる
・参列者の衣装も和洋を自由に選べ、新郎新婦の意向を反映しやすい
本記事では、和装×チャペル結婚式の費用相場から、準備のスケジュール、おすすめの演出まで、成功に導くためのポイントを詳しく解説します。これから結婚式の準備を始めるおふたりに役立つ情報が満載です。ぜひ最後までお読みください。
和装×チャペル結婚式の特徴とメリット

和装×チャペル結婚式は、日本の伝統美と西洋の格調高い空間が織りなす、独創的なウェディングスタイルです。一般的な教会式やシビルウェディングとは一線を画す、その魅力を解説します。
和と洋の調和による空間演出
和装×チャペル結婚式最大の魅力は、和と洋の要素が見事に調和した空間演出にあります。純白のチャペル空間に、凛とした和装姿が映えることで、特別な一日を演出できます。
主な特徴:
・白無垢や色打掛がステンドグラスと調和
・チャペルの荘厳さと和装の品格が融合
・幻想的な和洋折衷の雰囲気を実現
・ゲストの印象に残る独創的な空間
近年では、前撮りやロケーションフォトでもチャペルと和装の組み合わせが人気を集めています。
和装×チャペル選択のメリット
チャペルでの和装結婚式には、以下の5つの大きなメリットがあります。
1. 圧倒的な写真映え
・高い天井と大きな窓からの自然光が、和装姿を美しく演出
・チャペルの建築美と和装の伝統美が織りなす、唯一無二の写真が残せる
・ステンドグラスの光が織りなす幻想的な雰囲気を写真に収められる
2. 充実した設備環境
・専用の着付室や化粧室が完備され、ゆったりと準備可能
・空調完備の快適な空間で、和装での待機時間も快適
・大きな姿見や照明など、着付けに必要な設備が整っている
3. 印象的な演出が可能
・バージンロードでの凛とした和装姿が印象的
・祭壇での誓いのシーンが、より厳かな雰囲気に
・チャペル挙式特有の演出と和装の所作が見事に調和
4. スムーズな会場移動
・チャペルと披露宴会場が隣接しているケースが多い
・移動距離が短く、衣装の乱れを最小限に抑制
・お色直しの負担が少なく、スムーズな進行が可能
5. 経験豊富なスタッフのサポート
・和装での挙式に慣れたスタッフが常駐
・着付けから挙式進行まで、トータルでのサポートが充実
・当日の段取りもスムーズに進行可能
これらの充実したメリットにより、チャペルでの和装結婚式は、多くのカップルから支持されています。
和装×チャペル結婚式の費用相場

基本的な費用の内訳
和装×チャペル結婚式を検討する際、まずは基本的な費用構成を理解することが重要です。
基本費用一覧
▼挙式基本費用
・チャペル挙式料:30万円~45万円
・和装レンタル料
◻︎白無垢:15万円~25万円
◻︎色打掛:20万円~35万円
・着付け費用
◻︎花嫁:3万円~5万円
◻︎花婿:2万円~3万円
・ヘアメイク:3万円〜8万円
・和装小物一式レンタル:8万円~12万円
___________________
基本費用の合計:50万円~80万円程度
オプション・付帯費用一覧
▼付帯費用
・写真撮影(アルバム込):20万円~30万円
・ビデオ撮影:15万円~25万円
・装花・装飾費用:10万円~20万円
・ペーパーアイテム:5万円~10万円
▼お色直しと前撮りにかかる追加費用
<前撮りの費用>
・ロケーション撮影:10万円〜20万円
・和装レンタル:8万円〜15万円
・ヘアメイク:2万円〜4万円
<お色直し時の追加費用>
・衣装掛け替え料:1万円〜2万円
・追加ヘアメイク:1万円〜3万円
___________________
披露宴込みの総額:250万円~400万円程度
なお、和装と洋装の両方を準備する場合は、それぞれの衣装代や着付け代が必要となるため、予算に余裕を持たせることをおすすめします。
賢い予算の組み方と節約のポイント
理想の結婚式を予算内で実現するための重要なポイントをご紹介します。
日程選びでの節約
結婚式の費用を抑えるためには、日程選びが重要なポイントとなります。6月や11月などのオフシーズンを選ぶことで基本料金を抑えられます。また、土日祝日を避けて平日に挙式すれば20~30%程度の割引が適用されます。さらに、午後より安価なモーニングタイムを選択したり、早期予約特典を利用したりすることで、より効果的な節約が可能です。
衣装での賢い選択
衣装代を賢く抑えるために、前撮りと当日で同じドレスやタキシードを使用することで、レンタル料を大幅に削減できます。和装の場合は、小物を必要最小限に厳選し、シンプルながら上質な衣装を選ぶことがポイントです。また、早期予約の特典を活用することで、さらなる費用削減が可能です。
装飾費用の効率化
装飾費用を効率的に抑えるには、旬の季節の花を中心に取り入れ、写真映えするポイントを重視して装飾位置を選定します。また、生花と造花をバランスよく組み合わせ、会場装花は目立つ場所に絞って設置することで、見栄えと予算の両立が可能です。
プラン選びのポイント
プランを賢く選ぶには、複数のパッケージプランを詳しく比較し、本当に必要なオプションを見極めることが重要です。また、季節限定プランを活用し、早期予約による割引を利用することで、予算を効果的に抑えることができます。
重要な注意点
結婚式の予算管理では、お二人の優先順位を明確にし、見栄えを損なわない範囲で効率化を図ることが大切です。全体のバランスを保ちながら、重要なポイントに予算を重点的に配分することで、理想の結婚式を適切な予算で実現することができます。
和装の種類と選び方

チャペルでの結婚式に相応しい和装を選ぶポイントと、代表的な和装の種類について解説します。それぞれの特徴を理解し、おふたりらしい装いを選びましょう。
チャペルに映える和装の選び方
チャペルという洋風空間に調和する和装を選ぶことは、式全体の印象を左右する重要な要素です。純白のチャペル空間との相性を考慮し、品格と華やかさのバランスが取れた和装を選ぶことがポイントです。
代表的な和装の種類
-白無垢について–
白無垢は、日本の伝統的な花嫁衣装の最高峰です。純白のチャペル空間と見事に調和し、神聖な雰囲気を演出します。艶やかな生地は写真映えも良く、凛とした花嫁姿を美しく残すことができます。
-色打掛について–
色打掛は、華やかで豪華な印象の和装衣装です。金糸や銀糸の刺繍がチャペルの光を受けて輝き、特にお色直しでの着用に適しています。豊富な柄や色使いで、おふたりらしい個性的な演出が可能です。
このように、白無垢と色打掛は、それぞれに異なる魅力を持つ和装衣装です。挙式からお色直しまで、場面に応じて使い分けることで、より印象的な一日を演出することができます。
お色直しと小物選びのポイント
お色直しは、和装結婚式ならではの演出として人気があります。チャペルでの挙式後、披露宴では異なる雰囲気を楽しむことができます。
お色直しの一般的な流れ:
・挙式:白無垢や打掛
・披露宴:色打掛や引き振袖
・終盤:色打掛や花嫁和装ドレス
また、小物選びも和装では重要なポイントです。長襦袢、帯締め、草履など、細部にまでこだわることで、より格調高い装いとなります。
和装選びのポイントと準備
準備のタイミング
和装選びは挙式の6ヶ月前から始めることをおすすめします。余裕を持った準備期間で、衣装や小物の選択をじっくりと進めることができます。
季節感や時間帯の演出
季節や挙式時間に合わせた装いも重要です。春の桜、夏の流水、秋の紅葉、冬の松など、季節を象徴する柄を取り入れることで、より印象的な演出が可能です。特に夜の挙式では、光沢のある生地や金銀の刺繍がチャペルの照明で美しく映えます。
写真映えのポイント
写真映えを考慮すると、チャペルの内装に調和する色味や柄を選ぶことが重要です。光の入り方や背景となる場所の雰囲気も考慮に入れましょう。
着用時の確認ポイント
試着の際は、正面からの姿だけでなく、座った時や歩く姿もチェックします。特に、バージンロードを歩く際の動きやすさは重要なポイントとなります。
トータルコーディネート
ヘアメイクのイメージも合わせて検討し、トータルコーディネートを意識しましょう。和装は体型補正効果も高く、すっきりとした着姿を演出できるため、体型の悩みがある方にもおすすめです。
具体的な準備とスケジュール

和装×チャペル結婚式を成功させるためには、計画的な準備が欠かせません。結婚式を成功に導くための、時期別の重要な準備項目をご紹介します。
挙式6ヶ月前までの準備
和装結婚式では、衣装合わせと着付けの予約が特に重要です。早めの準備開始がスムーズな当日を実現する鍵となります。
主な準備項目:
◻︎チャペル見学と会場予約
◻︎和装レンタルショップの比較検討(3店舗程度)
◻︎前撮りの日程・場所の検討
◻︎早期予約特典の確認
挙式3ヶ月前までの準備
この時期からは、より具体的な準備に入ります。
重要な手配事項:
◻︎衣装の試着と仮決定
◻︎和装小物リストの作成
◻︎ヘアメイク担当者との打ち合わせ
◻︎着付師の予約
◻︎チャペル装飾の検討
◻︎前撮りの実施
挙式1ヶ月前の最終確認
仕上げの段階として以下を実施:
◻︎衣装の最終フィッティング
◻︎当日スケジュールの確定
◻︎着付けのリハーサル
◻︎最終見積もりの確認
◻︎準備物リストの作成
特に和装の場合、着付けとヘアメイクに十分な時間が必要です。当日のスケジュールには、お色直しの時間も含めて余裕を持たせることが重要です。
当日の段取り
チャペルでの和装挙式を成功させる最大のポイントは、余裕を持った時間配分です。特に着付けとヘアメイクには十分な時間確保が重要となります。
基本的な所要時間の目安
美しい着姿を保つために、以下の時間配分を推奨しています。
・着付け:2時間~2時間30分
・ヘアメイク:1時間30分~2時間
・写真撮影:1時間程度
当日の推奨タイムスケジュール
挙式を基準とした開始時間の目安を推奨しています。
・会場入り:3時間前
・ヘアメイク:2時間45分前
・着付け:2時間前
・写真撮影:1時間前
・最終確認:30分前
特に注意したいポイントは、着付け前の軽食と水分補給、そして各工程での適切な休憩時間の確保です。早めの会場入りで焦らず準備することで、理想的な挙式が実現できます。
当日の注意点
基本的な注意点
・会場入り:3時間前
・ヘアメイク:2時間45分
・着付け:2時間前
・写真撮影:1時間前
・最終確認:30分前
トラブル対策
・着付け直し用の道具の準備
・和装小物の予備
・着付師との緊急連絡体制の確保
・移動用の傘や上着の用意
参列者への配慮
スムーズな進行のために、以下を事前に案内しましょう。
・チャペル内での基本的な作法
・履きやすい靴の推奨
・写真撮影時の配置
・特に家族や主要参列者へのスケジュール共有
当日の管理のコツ
・控室の温度管理(特に暑季)
・適度な休憩時間の確保
・着崩れ防止のための動作確認
・会食・披露宴がある場合の着付け直し時間の確保
以上の点に留意することで、思い出に残る和装挙式を実現できます。
チャペルでの和装演出アイデア

和装×チャペル結婚式では、和洋それぞれの良さを活かした演出が可能です。印象的なセレモニーを創り上げるためのアイデアをご紹介します。
和と洋の要素を組み合わせた印象的な演出
チャペルという空間で和装の魅力を最大限に引き出すためには、適切な演出が重要です。和と洋の要素をバランスよく取り入れることで、唯一無二の結婚式を演出することができます。
おすすめの演出例
・和装姿でのバージンロード入場
・人前式に和の要素を取り入れた誓いの儀
・和楽器の生演奏とパイプオルガンの調和
・和装に合わせた和風のフラワーアレンジメント
・和装ならではの扇子ブーケ
写真・映像での見せ方のポイント
和装×チャペル結婚式では、写真撮影も重要な演出の一つです。チャペルの建築美と和装の細やかな意匠を活かした撮影ポイントを押さえましょう。
効果的な撮影スポット
・ステンドグラスをバックにした正面シーン
・バージンロードでの後ろ姿
・チャペルの柱や装飾と調和した横顔
・祭壇前での和装姿の全身ショット
・自然光を活かした窓際での撮影
また、映像撮影では以下の点に注意を払うことで、より印象的な記録を残すことができます。
・和装の細やかな所作の撮影
・バージンロードでのゆっくりとした歩み
・お色直し時の衣装の煌めき
・チャペルの荘厳な雰囲気と和装の調和
・参列者との和やかな交流シーン
季節に応じた演出のアレンジ
季節ごとの特色を活かした演出も、和装×チャペル結婚式の魅力を引き立てます。
【春】
・桜をモチーフにした装花
・春の光を活かしたナチュラルな撮影
・新緑と調和する色打掛の選択
【夏】
・涼やかな和の小物使い
・朝方の柔らかな光を活かした撮影
・爽やかな装花アレンジメント
【秋】
・紅葉や秋の実物をあしらった装飾
・温かみのある色打掛との調和
・夕暮れ時のロマンティックな撮影
【冬】
・白無垢と純白のチャペルの幻想的な調和
・冬の光を活かしたドラマティックな演出
・和モダンなクリスマスアレンジ】
参列者の服装マナーとポイント

和装×チャペル結婚式における参列者の服装選びは、和洋どちらも選択可能な特徴があります。ただし、いくつかの重要なマナーやポイントがありますので、しっかりと把握しておきましょう。
両家親族の服装選びのポイント
両家の親族、特に両親の服装選びは、結婚式の雰囲気づくりに大きく影響します。和装と洋装を自由に選べる点が、和装×チャペル結婚式の特徴的なメリットの一つです。
母親の服装選び:
・和装の場合:訪問着や色無地、付下げなど
・洋装の場合:フォーマルなドレスやアンサンブル
・両家の母親で和装・洋装が異なっても問題なし
父親の服装選び:
・和装の場合:モーニング着流しや紋付袴
・洋装の場合:モーニングコートやタキシード
・基本的に両家で統一感のある装いを推奨
一般参列者への服装案内のポイント
一般参列者に対する服装案内も、適切に行うことが大切です。招待状に同封する案内には、以下のポイントを明記しましょう。
洋装の場合:
・男性:ダークスーツまたはモーニング
・女性:膝丈以上のワンピースやドレス
・避けるべき色:白や派手すぎる色、黒一色
和装の場合:
・男性:略礼服または和装
・女性:訪問着や付下げ、色無地など
・避けるべもの:白無垢や振袖、派手な柄物
なお、チャペルという場所柄、露出の多い服装は控えめにすることをお勧めします。また、宗教色の強いアクセサリーについても、配慮が必要です。
まとめ
和装×チャペル結婚式は、日本の伝統と西洋の様式美が見事に調和した、特別なウェディングスタイルです。純白のチャペルに映える凛とした和装姿は、新郎新婦の門出を華やかに彩ります。
準備に時間と手間はかかりますが、おふたりらしさを表現できる自由度の高さと、ゲストの心に残る唯一無二の空間演出が可能です。
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